年頭教書「福音に生きる家庭」大司教 島本要
第2回福音宣教推進全国会議のテーマは「家庭」となっています。教会自体の福音化と社会の福音化を祈念する司教団は、家庭が教会と社会の基礎単位であること、したがって家庭の福音化なしには教会の福音化も社会の福音化も期待できないと認識して、このテーマに決めたのです。家庭の崩壊とその機能の喪失が嘆かれる今日、福音に生きる家庭づくり、それは司教、司祭、修道者、信徒すなわち教会全体にとって急務であるといわなければなりません。
第2回福音宣教推進全国会議の開催地が長崎に決定したのを受けて、「第2回全国会議長崎委員会」が正式に発足した。(教報)
第12回司祭団マラソン大会は、22名が参加して、堂崎天主堂入口から福江教会までの約9キロで行われた。優勝・中浜繁喜師(浦上教会)2位・阿野勝見修道士(聖母の騎士)、3位・川口清師(高島教会)。(教報、こころ)
教区主催による26聖人殉教記念ミサが寒風吹きすさぶ中、川添猛神父(浦上)司式のもと、約80人の司祭団、2500人の修道者および信徒によってささげられた。(教報)
教区使徒職評議会は、昨年12月9日から15日にかけて実施したクリスマス募金のうち、350万円を湾岸避難民救済のため、カトリック中央協議会へ送金した。なお、のこりの約500万円は今後の中東情勢変化に伴って使用することにした。(教報)
四旬節教書「キリスト者信徒の政治参加と聖職者の役割」大司教 島本要
投票権の行使という個人的政治参加とあいまって、キリストの福音に生きる良心を持ってより深く政治にかかわる活動家を擁立し支援することは信徒の使徒職の重要な一端である。聖職者は個人的投票権は行使するが政党運動あるいは選挙活動はしません。聖職者は人間を理解し、人間が営む政治活動の是非を判断し正しい道へ導くのです。
下五島の司祭団5名、クルシリスタ130名が参加して、下五島地区ウルトレア大会が福江信徒会館で行われた。先ず教区指導司祭三村神父(飽の浦教会)が島本大司教のメッセージを伝え続いて講話、みことばの祭儀と続き最後にアガペ(懇親会)と移り、「自分たちのできる活動」と題して演劇、長崎の信徒8名によるウルトレア劇場に大笑い大盛況だった。(こころ)
中村長八神父記念館、ブラジル・サンパウロ州に建立
浦頭小教区(主任片岡久司師)の堂崎天主堂は、老朽化が著しく昭和60年度に本屋部分の腐食剤と屋根の骨格部分を施行したが、下屋(香部屋)部分の雨漏りがひどく、屋根瓦の葺き替え、天上の張替、堂内の柱・飾り彫刻などの復元作業を完了した。
浦上教会で福江小教区出身の鍋内正志助祭の司祭叙階式があった。(島の光)
福江教会において鍋内正志心司祭の初ミサがささげられた。他の14名の神父様方と共に肩を並べて祭壇に立つ姿はとても新人とは思えないくらい堂々としていた。(こころ)
教区内の司祭団の意見を集約・繁栄させる機関として、長崎大司教区司祭評議会が設置された。この司祭評議会は、教区内の全司祭を代表する者で教区長の諮問機関として設置された。(教報)
第1回、司祭評議会がカトリックセンターで開催された。教区長によって提案されて次の議案について討議された。1.評議会事務局員の互選、2.人事顧問の選出、3.司祭評議会運営費に関する件、4.堅信の低年齢化とその後の信仰教育の具体化5.司祭の定年退職とその後の生活保障についての認識の徹底化(教報)
福江小教区助任司祭川内和則師は、深堀小教区主任司祭として転任され、代わって長崎神学院から島瀬文武師が助任司祭として赴任された。(教報)
「愛と信仰の喜びを伝え合い、あったかい社会をつくろう」のスローガンを掲げ、教区信徒使徒職評議会総会がカトリックセンターで開かれ、1采募金をはじめることを決定した。
長崎大司教区信徒使徒職評議会と韓国天主教ソウル大司教区平信徒協議会の姉妹締結調印式
お告げのマリア修道会奥浦修道院の建築工事は完成し、その祝別と落成式が島本大司教さまによって執り行われた。新修道院は、鉄筋コンクリート2階建て。総面積1,141平方メートル。中庭のお告げのマリア像が訪れる人をやさしく迎えてくれる。
(教報、島の光)
使徒職評議会は、毎月の第1日曜日に愛の献金を始めてから5年になり、総額で274万円となった。そのうち122万円を難民などへの献金として贈っているが、このたび雲仙火山噴火見舞金として20万円を贈った。(こころ)
長崎教区として、第2回福音宣教推進全国会議(NICE2)事務局に提出することになっている「全国会議テーマ『家庭』の課題案づくりのために各地区で公聴会、討論会があった。下五島地区では、地区準備委員会を設立し、勤労福祉センター(福江)で公聴会を行った。約400名が参加、アンケート1500人分回収した。(教報、こころ)
第45回男女クルシリヨは、浦頭教会で行われ、下五島地区の小教区と修道院から男性23人、女性12人シスター3人の38人が参加して行われた。教会別参加者は次の通り。福江7、浜脇4、五輪1、浦頭5、宮原1、半泊3、奈留5、楠原3、三井楽6、お告げのマリア修道会2、援助マリア会1.(教報、島の光)
台風19号長崎を直撃、教会関係に大きな被害をもたらした。下五島地区では、福江教会で避雷針破損、聖堂・司祭館・信徒会館のかわらの一部破損と雨漏りの被害。楠原教会では、司祭館の屋根が破損。井持浦教会は聖堂の瓦と司祭館の瓦の一部等の被害があった。
今年6月の司教協議会総会で国内移動信徒司教委員会の解散が決定。箱根での全国担当者会議で各教区の今後の取り組みについて検討された。(教報)
NICEU長崎教会管区司祭会議が熊本市のニュースカイホテルで長崎・福岡・大分・鹿児島・那覇の教区司祭代表二百十余人が集まり開催された。管区司祭会議の開催は初めての試みである。(教報)
久賀島牢屋の窄殉教祭が行われた。殉教者を始め先祖の力強い信仰を讃えその信仰をいつまでも守り続けることが出来るようにと、保育園から殉教地までを行列、山田聡主任神父によって野外ミサが捧げられた。(教報)
第7回下五島地区子供の集いが11月4日、浦頭教会で開催され、約150人の子ども達が「みんな一つの輪になろう」のテーマのもと一同に会した。
信徒使徒職委員会主催の第1回下五島地区ゲートボール大会が、下五島小教区8教会20チームの代表選手200名と応援者が福江中央公園に参集し行われた。結果は、優勝・浦頭A、2位・久賀青年、3位・玉之浦・貝津混成チーム
下五島地区信徒使徒職評議会は、160人の信徒が福江教会信徒会館に集まり、「開かれた教会を目指して」と題して研修会を開催した。(教報)
下五島地区評議会は、“ともに喜びを持って生きるために、どがんすればいいか”の研修会を11月19日福江教会信徒会館で行った。基調講和は、地区長浜崎渡神父が、「教会の歴史の変遷について」、最後に永田盛地区会長より、下五島の信徒が心を一つにして愛の精神で開かれた目材しお互いに努力しようとの呼びかけがあった。(教報)
大司教区信徒使徒職評議会の研修会がカトリックセンターで行われた。1日目、大崎教会主任・山内清海師の基調講和に続き、「家庭と典礼参加」「家庭と信仰教育」「家庭の健全化」「家庭と社会」の4テーマを8分科会で話し合った。(教報)
司祭評議会がカトリックセンターで開かれた。おもな議題は、司祭評議会規約案の決定と評議会主催による司祭研修会の開催について。(教報)
日本司教団は、名古屋市内の日本カトリック研修センターで、司教研修会、臨時司教総会を開き、第2回福音宣教推進全国会議に向けての話し合いを行った。(教報)
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