下五島地区教会年表


 

よきおとずれにみる下五島地区教会史

西暦

和 暦

事   項

1989

平成元

11

 

124

 

 

 

21

 

 

 

212

 

2

 

 

 

 

 

35

 

3

 

 

317

 

 

325

 

 

42

 

 

 

423

 

 

618

 

 

 

820

 

 

822

 

915

 

915

 

 

1010

 

1015

 

 

 

1016

 

 

113

 

 

 

114

5

 

114

5

 

116

 

 

 

117

 〜9

 

 

1119

 

 

 

1125

 〜26

 

年頭のことば「教会の将来」枢機卿 里脇浅次郎

 

毎年恒例の師祭団マラソン大会が浦頭と福江間約8キロのコースで行われた。当日は絶好のマラソン日和で、長崎教区司祭、修道会司祭、信徒等20人あまりが出場した。

1位は聖母の騎士修道会の阿野修道士が獲得した。(教報)

 

下五島地区連合婦人会は、役員25人、5名の地区司祭も出席して役員研修会を福江教会で開催した。3分科会に分かれ、福音宣教の手引書“どがんすれば”にそって活発な意見交換が行われた。(教報)

 

長崎カトリック青年連絡協議会、結成25周年記念大会挙行

 

四旬節教書「終末について」枢機卿 里脇浅次郎

私たちにとって、死は終わりでなく新しい始まりである。終末は、キリスト教の本質的な面である。キリスト教の終末観では、終末は個人的なものと人類のそれとの二つの契機に分けられる。個人の終末は、死、私審判、楽園(煉獄)、地獄からなり、人類の終末は、体の復活、公審判からなる。(教報)

 

下五島地区移動信徒の集いが福江教会信徒会館で行われた。(教報)

 

川上茂樹さん、「姫島」物語を自費出版。今は無人の小さな孤島へ信仰の自由を求めて渡る生活した移住キリシタンの厳しい体験が赤裸々に綴られている。(教報)

 

浦上司教座聖堂で司祭及び助祭叙階式が荘厳に行われ、福江小教区出身の福島光明師と木口義孝師の2名をはじめ今年は5名の司祭と5名の助祭が誕生した。(教報)

 

司牧企画室編集の「長崎の教会」が発刊された。「長崎の教会」は教区内の教会紹介およびキリシタン史研究資料などを1冊にまとめたものである。(教報)

 

教区信徒使徒職評議会がカトリックセンターで「心を開き勇気を持って『開かれた教会づくり』に努めよう」をスローガンに春の総会を開催した。規約改正、活動方針、予算案などを審議した。(教報)

 

経済評議会総会が、福江信徒会館で開会された。経過報告、決算報告、予算審議、役員選出が行われた。(教報)

 

下五島地区信徒親善運動会が福江中央公園グランドで開催された。福江、奈留、浜脇、浦頭、水の浦、三井楽、井持浦、貝津の7チームは13種目の競技に競いながらも和気あいあいと親睦をはかった。(教報、こころ)

 

福江教会では、浜崎主任司祭司式により、初聖体の式が行われ、男子20名、女子15名、計35名の子供が喜びのうちにはじめての御聖体をいただいた。(教報、こころ)

 

東アジア信徒交流の集い、長崎で開催

 

第2回カトリック聴覚障害者の会、全国大会を長崎で開催

 

福江信徒会館で敬老会を行った。聖マリアの園に勤務されているシスターや従業員の皆さんの「旅博音頭」などで大いに賑わった。(こころ)

 

聖コルベ神父列聖

 

貝津小教区は、秋晴れの日曜日、慈しみの聖母像の祝別式並びに除幕式を行った。教会から約300メートル離れた国道沿いの一画に建立された聖母像は、教会が国道から見えないため教会の存在を知らせる目的で善意の人々によって建立された。

 

奈留教会献堂30周年を記念して造られたルルドが完成し、下五島地区長浜崎渡師の手によって祝別された。

 

5回下五島地区子供の集いが、浦頭教会でにぎやかに開かれた。メーンテーマは「これが私たちの教会」と決め、教会の中に生き、教会とともに伸び、教会のために役立つ信者となることを誓った。(教報、こころ)

 

長崎カトリック青年連絡協議会は、地区の青年代表者が集まり、5年ぶりに「教区青年の集い」を中町教会において行った。

 

下五島地区カトリック連合青年会は、本年度のテーマを「生き・活き」とし、114日と5日の2日間、30人が参加して、楠原教会で開催した。

 

待望の長崎カトリック神学院新校舎が完成し、落成祝別式が、駐日教皇大使ウィリアム・アクイン・カルー大司教を招いて盛大に行われた。新校舎は百人の神学生を収容でき、21世紀の教会を担う司祭の養成に大きな期待がもてる

 

教区司祭の黙想会と研修会がカトリックセンターで行われ、約80名の長崎教区司祭が参加した。今回の黙想の講話は里脇枢機卿で、司祭職全般に渡って8回の講話があった。

 

下五島地区信徒使徒職評議会は「ともに喜びをもって生きるために、どがんすればいいか」をテーマに、代表180名が参加して、福江信徒会館で研修会を開いた。(教報、こころ)

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会の研修会がカトリックセンターで行われた。研修会のテーマは「開かれた教会づくりのために、今私たちに何が出来るか、何をなすべきか」15人の信徒が意見発表を行った。

                      

1990

平成2

11

 

 

 

 

 

 

123

 

 

 

 

24

 

 

25

 

 

 

 

 

211

 

 

 

3

 

 

 

 

 

317

 

319

 

 

 

 

 

320

 

 

 

 

417

 

 

422

 

 

422

 

 

422

 

 

 

429

 

 

58

 

 

 

527

 

 

69

 〜10

 

629

 

89

 

815

 

 

915

 

923

24

 

 

 

 

109

 

 

 

1028

 

 

114

 

 

 

1113

 

 

 

 

122

 

 

 

 

1211

 〜14

 

 

 

 

1217

 

年頭の言葉「世俗主義」長崎大司教・枢機卿 里脇浅次郎

中世の末期に世俗主義があらわれて、キリスト教社会は徐々に崩れ出した。世俗化が進むにつれて、世俗主義の思想はますます盛んになり、とりわけ、過去2世紀の間に、支配的傾向となり、先の公会議前後に、その極みに達した。この傾向は今もなお続いていて、教会に重大な危機をもたらしている。しかし、危機は対応次第で、死と回生のどちらでも働く性質のものである。

 

雪にも負けず司祭団マラソン大会、今年一番の寒気の中、第11回司祭団マラソン大会が1月23日行われた。今年から記録に挑戦する組と楽しく走る組との二つに分かれての走りだった。順位は1位阿野勝見修道士(31分16秒)、以下、川口師、浜口師と続いた。(教報、こころ)

 

昨年9月から毎月第1日曜日の午後2時から4時まで、福江教会の信徒会館で行われていた聖書講座が、2月4日山田聡神父の「ヘブライ書」でもって終了した。

 

教区主催の日本26聖人殉教記念ミサが、長崎西坂至福の丘で里脇枢機卿、松永師教および約60人の司祭団によってささげられた。修道者、信徒約3千人が参加した。

説教で古川武信(植松教会)は「26聖人が京都から長崎まで1歩1歩歩いたように、私たちもこの道のりを歩めるよう、聖人たちにその勇気をお願いいたしましょう」とのべられた。(教報)

 

下五島地区移動信徒の集いが名古屋、京都、大阪、長崎各教区の移動信徒連絡事務所より司祭、シスターをお迎えして、福江教会で行われた。今春卒業する高校生46名が参加した。(教報、こころ)

 

四旬節教書「キリストの復活の信仰」枢機卿 里脇浅次郎

 イエズスの復活が、使徒たちの宣教の核心をなした出来事でした。それがまた私たちの信仰の土台でもあります。この真実を証しするために、使徒たちは、ほとんど全部殉教しました。復活されたキリストに出会ったことのない私たちが、その復活を信じることができるのは、専ら使徒たちの証言によるものです。(教報)

 

大浦天主堂では、午後7時から信徒発見125周年記念ミサがささげられた。(教報)

 

司祭及び助祭式が浦上教会で松永補佐司教司式によって行われ、5人の新司祭と2人の助祭が誕生した。司祭に叙階されたのは紙崎新一郎師(中町)、平本義和師(紐差)、白浜満師(米山)、葛嶋秀信師(鯛の浦)、中浜繁喜師(水の浦)、の各師。助祭に叙階されたのは、福江小教区出身のパウロ鍋内正志神学生と山村憲一神学生である。(教報、こころ)

 

第7代長崎大司教区教区長を21年間つとめられた里脇枢機卿は、高齢により引退され、第8代長崎大司教区教区長にフランシスコ・ザベリオ島本要司教が任命された。同司教は仲知出身で、現在浦和教区教区長であるが、任命と同時に長崎大司教となり浦和教区長辞任となる。(教報、こころ)

 

里脇枢機卿浦上司教座聖堂で引退ミサが行われ、説教の中で里脇枢機卿は「教区の皆さんは私の誇りであり喜びである」と語られた。(教報、こころ)

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会総会は、カトリックセンターホール開催された。今年より年1回の開催となる

 

名古屋教区、南山教会で331日、司祭職に叙階された大川好洋師が福江にこられたのを機会に歓迎会を開き福江教会における初ミサを行った。(教報、こころ)

 

下五島地区カトリック連合婦人会は総会を開き、小教区ごとに交代する輪番制により、向う2年間の会長および3役を選任した。新会長は浦頭教会。

福江小教区の婦人会長は木口美代子さんが選任された。(こころ)

 

下五島地区経済連合評議委員会の総会を行い、三井楽小教区の中村保氏が連合委員会会長に選任された。(こころ)

 

島本要大司教着座式が浦上司教座聖堂で盛大に行われた。島本大司教は、長崎の地域性の特長を活かし、信仰の伝統に根ざした福音宣教と、世界に開かれ、世界と連帯する教区づくりを目指す」と挨拶された。(教報、こころ)

 

下五島地区信徒使徒職評議会による小教区信徒使徒職親善運動会が福江中央公園で行われた。(こころ)

 

長崎大司教区カトリック連合婦人会の第5期総会および研修会がカトリックセンターで開催された。

 

島本大司教、教皇ヨハネ・パウロ2世よりパリウム拝受

 

被爆45周年記念、平和祈願祭

 

司教団は「第2回福音宣教推進全国会議に向けて」と題する呼びかけ文を発表し、日本のカトリック信者に協力を呼びかけた。(教報)

 

島本大司教、カトリックセンターにおいて「今のぞまれる教会像」を講演

 

8月3日から開幕した長崎「旅」博覧会にカトリック教会も協賛。五島では「教会と五島の歴史」を主要テーマに各種イベントを集中的に実施した。基調講演には作家・瀬戸内寂聴さん、パネルディスカッションのパネラーに純心短期大学・片岡千鶴子学長、エッセイスト・海老名香葉子さん、二十六聖人記念館長結城了悟師が出演する。

(教報)

 

島本大司教は第2回福音宣教推進全国会議に向けて、深堀明義師(司牧企画室)を教区担当司祭に任命、ほかに司祭、修道者、信徒各2人からなる長崎準備委員会を発足させた。(教報)

 

教皇パウロ2世はヨゼフ松永久次郎長崎大司教区補佐司教を第5代福岡教区長に任命した。(教報)

 

7回下五島地区子供の集いが、浦頭教会と平和のバラ保育園を会場として行われた。初参加の嵯峨の島教会を含めて、143名の子ども達が「みな一つの輪になろう―信仰は家庭から―」というテーマで1日を過ごした。(こころ)

 

下五島地区評議会は、“ともに喜びを持って生きるためにどがんすればいいか”の第2回福音宣教研修会を福江教会信徒会館で行った。長崎大司教区指導司祭深堀明義師の基調講和の後、「開かれた教会づくり」について、各小教区の代表者8名と婦人部1名の意見発表があった。(教報、こころ)

 

1980年、里脇枢機卿の要請で「教区内5地区の顧問会は大同団結して、日本を訪れる教皇ヨハネ・パウロ2世を混乱なく、無事に歓迎できるように」との趣旨のもとに、経済評議会の大司教区連合会が発足して10周年を迎えた。記念総会がカトリックセンターで行われた。(教報)

 

臨時司教総会が東京で開かれ、第2回福音宣教推進全国会議のテーマを「家庭」、開催時期は1993年秋、開催地は長崎と決定した。同時に全国の信徒、司祭、修道者に向けて、「第1回福音宣教推進全国会議から第2回福音宣教推進全国会議へ」と題するメッセージを発表。2年後の開催へむけて段階的な準備に取りかかるよう全国の信者に呼びかけた。(教報)

 

福岡教区長就任が決まった松永司教のお別れミサが約百人の司祭団と千人の修道者、信徒の参加のもとに浦上教会でささげられた。松永司教はお別れの説教の中で「長崎の神の民が受け継いできた健全な聖母マリアへの信心、司祭職への深い尊敬、それに掟を大切に守って生きる姿勢の中に誠の信仰を保つ秘訣があります。これからも平凡で地道なこのような信仰を守り抜いて欲しい」と述べられた。(教報)

 

 

1991

平成3

11

 

 

 

 

 

 

 

18

 

 

122

 

 

 

25

 

 

 

212

 

 

 

2

 

 

 

 

 

 

224

 

 

 

 

 

317

 

3

 

 

 

319

 

321

 

 

 

41

 

 

 

422

 〜23

 

 

 

51

 

 

512

 

 

 

518

 

 

525

 

 

 

 

61

 

 

 

91

 

 

 

 

920

23

 

 

 

927

 

 

 

 

107

 〜9

1014

 〜16

 

 

113

 

 

 

114

 

 

 

1117

 

 

 

1118

 

 

1119

 

 

 

 

1123

 〜24

 

 

1125

 

 

129

 〜14

 

 

年頭教書「福音に生きる家庭」大司教 島本要

2回福音宣教推進全国会議のテーマは「家庭」となっています。教会自体の福音化と社会の福音化を祈念する司教団は、家庭が教会と社会の基礎単位であること、したがって家庭の福音化なしには教会の福音化も社会の福音化も期待できないと認識して、このテーマに決めたのです。家庭の崩壊とその機能の喪失が嘆かれる今日、福音に生きる家庭づくり、それは司教、司祭、修道者、信徒すなわち教会全体にとって急務であるといわなければなりません。

 

第2回福音宣教推進全国会議の開催地が長崎に決定したのを受けて、「第2回全国会議長崎委員会」が正式に発足した。(教報)

 

12回司祭団マラソン大会は、22名が参加して、堂崎天主堂入口から福江教会までの約9キロで行われた。優勝・中浜繁喜師(浦上教会)2位・阿野勝見修道士(聖母の騎士)、3位・川口清師(高島教会)。(教報、こころ)

 

教区主催による26聖人殉教記念ミサが寒風吹きすさぶ中、川添猛神父(浦上)司式のもと、約80人の司祭団、2500人の修道者および信徒によってささげられた。(教報)

 

教区使徒職評議会は、昨年12月9日から15日にかけて実施したクリスマス募金のうち、350万円を湾岸避難民救済のため、カトリック中央協議会へ送金した。なお、のこりの約500万円は今後の中東情勢変化に伴って使用することにした。(教報)

 

四旬節教書「キリスト者信徒の政治参加と聖職者の役割」大司教 島本要

投票権の行使という個人的政治参加とあいまって、キリストの福音に生きる良心を持ってより深く政治にかかわる活動家を擁立し支援することは信徒の使徒職の重要な一端である。聖職者は個人的投票権は行使するが政党運動あるいは選挙活動はしません。聖職者は人間を理解し、人間が営む政治活動の是非を判断し正しい道へ導くのです。

 

下五島の司祭団5名、クルシリスタ130名が参加して、下五島地区ウルトレア大会が福江信徒会館で行われた。先ず教区指導司祭三村神父(飽の浦教会)が島本大司教のメッセージを伝え続いて講話、みことばの祭儀と続き最後にアガペ(懇親会)と移り、「自分たちのできる活動」と題して演劇、長崎の信徒8名によるウルトレア劇場に大笑い大盛況だった。(こころ)

 

中村長八神父記念館、ブラジル・サンパウロ州に建立

 

浦頭小教区(主任片岡久司師)の堂崎天主堂は、老朽化が著しく昭和60年度に本屋部分の腐食剤と屋根の骨格部分を施行したが、下屋(香部屋)部分の雨漏りがひどく、屋根瓦の葺き替え、天上の張替、堂内の柱・飾り彫刻などの復元作業を完了した。

 

浦上教会で福江小教区出身の鍋内正志助祭の司祭叙階式があった。(島の光)

 

福江教会において鍋内正志心司祭の初ミサがささげられた。他の14名の神父様方と共に肩を並べて祭壇に立つ姿はとても新人とは思えないくらい堂々としていた。(こころ)

 

教区内の司祭団の意見を集約・繁栄させる機関として、長崎大司教区司祭評議会が設置された。この司祭評議会は、教区内の全司祭を代表する者で教区長の諮問機関として設置された。(教報)

 

1回、司祭評議会がカトリックセンターで開催された。教区長によって提案されて次の議案について討議された。1.評議会事務局員の互選、2.人事顧問の選出、3.司祭評議会運営費に関する件、4.堅信の低年齢化とその後の信仰教育の具体化5.司祭の定年退職とその後の生活保障についての認識の徹底化(教報)

 

福江小教区助任司祭川内和則師は、深堀小教区主任司祭として転任され、代わって長崎神学院から島瀬文武師が助任司祭として赴任された。(教報)

 

「愛と信仰の喜びを伝え合い、あったかい社会をつくろう」のスローガンを掲げ、教区信徒使徒職評議会総会がカトリックセンターで開かれ、1采募金をはじめることを決定した。

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会と韓国天主教ソウル大司教区平信徒協議会の姉妹締結調印式

 

お告げのマリア修道会奥浦修道院の建築工事は完成し、その祝別と落成式が島本大司教さまによって執り行われた。新修道院は、鉄筋コンクリート2階建て。総面積1,141平方メートル。中庭のお告げのマリア像が訪れる人をやさしく迎えてくれる。

(教報、島の光)

 

使徒職評議会は、毎月の第1日曜日に愛の献金を始めてから5年になり、総額で274万円となった。そのうち122万円を難民などへの献金として贈っているが、このたび雲仙火山噴火見舞金として20万円を贈った。(こころ)

 

長崎教区として、第2回福音宣教推進全国会議(NICE2)事務局に提出することになっている「全国会議テーマ『家庭』の課題案づくりのために各地区で公聴会、討論会があった。下五島地区では、地区準備委員会を設立し、勤労福祉センター(福江)で公聴会を行った。約400名が参加、アンケート1500人分回収した。(教報、こころ)

 

45回男女クルシリヨは、浦頭教会で行われ、下五島地区の小教区と修道院から男性23人、女性12人シスター3人の38人が参加して行われた。教会別参加者は次の通り。福江7、浜脇4、五輪1、浦頭5、宮原1、半泊3、奈留5、楠原3、三井楽6、お告げのマリア修道会2、援助マリア会1.(教報、島の光)

 

台風19号長崎を直撃、教会関係に大きな被害をもたらした。下五島地区では、福江教会で避雷針破損、聖堂・司祭館・信徒会館のかわらの一部破損と雨漏りの被害。楠原教会では、司祭館の屋根が破損。井持浦教会は聖堂の瓦と司祭館の瓦の一部等の被害があった。

 

今年6月の司教協議会総会で国内移動信徒司教委員会の解散が決定。箱根での全国担当者会議で各教区の今後の取り組みについて検討された。(教報)

NICEU長崎教会管区司祭会議が熊本市のニュースカイホテルで長崎・福岡・大分・鹿児島・那覇の教区司祭代表二百十余人が集まり開催された。管区司祭会議の開催は初めての試みである。(教報)

 

久賀島牢屋の窄殉教祭が行われた。殉教者を始め先祖の力強い信仰を讃えその信仰をいつまでも守り続けることが出来るようにと、保育園から殉教地までを行列、山田聡主任神父によって野外ミサが捧げられた。(教報)

 

7回下五島地区子供の集いが114日、浦頭教会で開催され、約150人の子ども達が「みんな一つの輪になろう」のテーマのもと一同に会した。

 

 

信徒使徒職委員会主催の第1回下五島地区ゲートボール大会が、下五島小教区8教会20チームの代表選手200名と応援者が福江中央公園に参集し行われた。結果は、優勝・浦頭A2位・久賀青年、3位・玉之浦・貝津混成チーム

 

下五島地区信徒使徒職評議会は、160人の信徒が福江教会信徒会館に集まり、「開かれた教会を目指して」と題して研修会を開催した。(教報)

 

下五島地区評議会は、“ともに喜びを持って生きるために、どがんすればいいか”の研修会を1119日福江教会信徒会館で行った。基調講和は、地区長浜崎渡神父が、「教会の歴史の変遷について」、最後に永田盛地区会長より、下五島の信徒が心を一つにして愛の精神で開かれた目材しお互いに努力しようとの呼びかけがあった。(教報)

大司教区信徒使徒職評議会の研修会がカトリックセンターで行われた。1日目、大崎教会主任・山内清海師の基調講和に続き、「家庭と典礼参加」「家庭と信仰教育」「家庭の健全化」「家庭と社会」の4テーマを8分科会で話し合った。(教報)

 

司祭評議会がカトリックセンターで開かれた。おもな議題は、司祭評議会規約案の決定と評議会主催による司祭研修会の開催について。(教報)

 

日本司教団は、名古屋市内の日本カトリック研修センターで、司教研修会、臨時司教総会を開き、第2回福音宣教推進全国会議に向けての話し合いを行った。(教報)

 

1992

 

平成4

11

 

 

 

 

 

 

 

 

112

 

 

 

 

120

 

128

 

 

 

29

 

 

 

 

216

 

 

 

 

218

 

 

227

 

 

310

 

 

317

 

 

3

 

 

 

 

 

 

412

 

 

4

 

 

412

 

 

 

 

 

 

417

 

 

421

 

 

427

51

 

 

 

 

 

 

 

510

 

512

 〜13

 

 

 

530

 

618

 

 

 

630

 〜74

 

 

 

83

 

89

 

 

 

 

812

 

830

 

91

 

 

 

 

104

 

 

 

111

 

 

1213

 

 

 

1231

 

年頭教書「信仰の喜びをすべての人に」大司教 島本要

信仰のもたらすもの、それは喜びであり心の平安です。私たちは福音を信じています。その福音は「喜ばしい訪れ」すなわち人間に救いと救いの喜びをもたらす神の働きです。福音の言葉を聞く人が、そして福音を信じて生きる人が、神からくる喜びを味わえるよう真理の伝達に努めたいと思います。(教報)

 

浦頭教会出身で福江教会の主任をなされた浜口庄八神父さまと、浦上教会出身、浜脇教会主任で福江教会も兼任された、今村留市神父さまが引退された。

 

昭和4712月、福江小教区広報誌「こころ」の創刊号が発行されてから20年が経過したが、このたび記念すべき100号が発行された。(こころ)

(編集)笹山悟 1号〜18号、永尾八十吉 1957号、中島信幸 5876号     

洗川政俊 77100

 

キリスト教一致週間に、聖職者だけの祈祷研修会

 

13回司祭団マラソン大会が堂崎―福江教会間で行われた。当日は1月の終わりとも思えない好天に恵まれ絶好のマラソン日和となった。優勝は中浜繁喜師(浦上教会)(教報)

 

福江教会信徒会館で、下五島地区移動信徒の集いがあり各小教区から今年就職・進学して島を離れる子供たち50名が参加した。地区長浜崎神父は、「故郷を離れての生活は、何かと不自由なことがあるかと思うが、カトリック信者としての自覚をもって頑張って欲しい」と励まされた。(教報、こころ)

 

日本司教協議会信徒使徒職委員会主催の信徒使徒職全国大会はカトリックセンターで行われた。島本大司教は「時代の流れと女性の使命」と題して、教会活動への女性参画を強調、女性に対する男性の差別姿勢を指摘された。分科会では女性の教会参画への意見が活発に出された。(教報)

 

奈留小教区(主任岩村知彦師)では、創立65周年を記念する祝賀会がさくら保育園講堂で行われた(教報)

 

島本大司教は、特別臨時司教総会で白柳東京大司教の後任として、日本カトリック司教協議会会長に選任された。(教報)

 

教会活動の中枢機関教区本部の建築が決まり、その起工式および安全祈願祭が、元神学校跡地(橋口町11)で島本要大司教によって厳かに執り行われた。(教報)

 

浦上司教座聖堂でパウロ三木・岩崎晋吾師(飽の浦)、ミカエル・下窄英知師(土井の浦)、トマ・中田輝次師の3助祭の司祭叙階式が行われた。(教報)

 

四旬節教書「若者よ、キリストを伝えよう」大司教 島本要

「全世界に行ってすべての人に福音を宣べ伝えなさい」。主キリストが信者一人一人に委託された福音宣教の使命ですが、教皇ヨハネ・パウロ2世は、第7回世界青年の日(4月2日)によせて、「若者よ、福音を伝えようと」と呼びかけておられます。若者にキリストを伝えるのにもっとも適した人は若者です。若者の皆さん、21世紀は皆さんの世紀です。教会の将来は皆さんにかかっています。(教報)

 

島本大司教は、那覇教区の要望に応えて田口寿神父を派遣(宮古平良教会で6年)することを決め辞令を出した。

 

福江小教区助任司祭鳥瀬文武師は上五島地区、浜串教会の主任として転任され、代わって長崎市飽の浦出身の岩崎晋吾師が叙任として赴任された。(こころ)

 

司祭叙階後ある一定の年数を経た司祭が、しばらく宣教・司牧の現場を離れ休養と長期の生涯養成、あるいは研修コースに参加することを目的とした、サバティカルイヤーが実施されることになった。リフレッシュ・充電期間の制度化を図る上で注目される初の試みであるが、小島栄神父(54)がその第1号として1年間アメリカで研修する。

 

 

経済評議員として、30有余年にわたって福江教会のために尽くしてこられた浦兵一郎氏が辞任し、代わって過去に経験がある岩下長吉氏が任命された。(こころ)

 

第2回福音宣教推進全国会議に向けての教区課題案がつぎのように決定された。

1.社会構造と家庭 2.豊な人間形成と家庭 3.福音宣教する家庭(教報)

 

福音宣教省総会が開催された。今回の総会の主目的は「カテキスタのためのガイドブック」の作成で、宣教国から約60人の枢機卿、大司教、司教たちが集まった。島本大司教はローマに10日間滞在され、留学中の司祭、中村倫明神父や邦人シスターたちとの親交を深めた。(教報)

 

1991年度信者総数は約43万人で前年度より2845人増加。プロテスタント諸派の合計総数は約59万人でカトリックとプロテスタント合わせて約百2万人。世界のカトリック人口は96346千人。世界人口は5165224千人。

 

教区信徒使徒職評議会総会

 

日本カトリック連合婦人団体連盟全国大会、第18回総会が浦上教会で開催された。テーマは「現代の過程を考えるV」北は札幌、南は那覇から約650人が集まった。終了後、下五島巡礼のたびが企画され、希望者150余名は、下五島の各教会を巡礼された。(教報、島の光)

 

要理教師の会「家庭を考える」講演会開催

 

里脇枢機卿(88歳)の司祭叙階60周年(ダイヤモンド)祝賀会がカトリックセンターで行われた。里脇枢機卿は「60周年から75周年までの15年間がダイヤモンド祝だから後15年間は元気に頑張らねばと思っています」と喜びを語った。(教報)

 

定例司教総会が開催された。総会は、島本大司教の司教協議会会長正式就任に始まり、来年秋予定の第2回福音宣教推進全国会議の「課題」や会期(1021日〜24日)など重要な議案を審議決定した。また、課題「家庭の現実から福音宣教のあり方を探る」発表にともない司教団メッセージも発表された。(教報)

 

教区信徒使徒職評議会役員ソウル訪問

 

10回カトリック長崎大司教区平和祈願祭は浦上教会で島本大司教司式のもと「平和祈願ミサ」が行われた。ミサの中で島本大司教は「長崎の信者は、平和を求める世界中の人々と心と痛みを共にして祈り決意を表明します」とアピールした。ミサ後は、市営ラグビー・サッカー場までタイマツ行列が行われた。(教報)

 

堂崎天主堂司祭館を民族資料館として開館

 

ナイスサンデー実施(ナイスUに向け祈りと献金)

 

ナイスU課題案づくりについて、下五島は、地区準備委員会を14人で構成し、公聴会、並びにアンケート配布するための準備が行われた。公聴会は、昨年9月1日、約400人参加の下に福江市勤労福祉センターで行われ、アンケートは1500人分回収した。

 

下五島地区親善球技大会は、三井楽総合スポーツセンターにおいて男子ソフトボール、女子見にソフトバレー大会が行われた。成績は、ソフトは福江、バレーは三井楽が優勝した。(島の光)

 

堅信式があり、島本大司教より中学生男子24名、女子21名、計45名が堅信の秘蹟を授かった。(こころ)

 

久賀島・浜脇教会は、昭和6年五島で始めての鉄筋コンクリート造りの教会として建てられたが、60年が経過し老朽化して傷みがひどく大改修を行い、地区長・浜崎渡神父の司式で祭壇の祝別と感謝のミサが行われた。

 

長崎大司教区教勢

信徒数 70,244

福江 1,241人  浜脇  166人  浦頭  729人  奈留  522

水の浦 679人  三井楽  520人  貝津 230人  井持浦 314

1993

平成5

11

 

 

 

 

 

 

11

 

 

 

126

 

 

 

217

 〜19

 

 

3

 

 

 

 

 

331

 

 

 

510

 

 

 

520

 

66

 

 

 

621

 〜25

 

72

 〜5

 

 

728

 

 

830

 

 

 

911

 

103

 

 

 

10

 

 

 

 

 

1021

 〜24

 

 

 

 

1213

 

年頭教書「神とともにつくる神の望まれる家族」大司教 島本要 

2バチカン公会議はキリスト者の家庭を家族教会と呼んでいます。家族教会である家庭は祈りの家、そして信仰の生涯育成の場なのです。このような家庭を神は望んでおられます。そして神は、ご自分の望まれる家庭を家庭人の皆さんと共に作りたいと思し召しなのです。祈りによって神と結ばれ、神とともに神の望まれる家庭作りに精励しましょう。〈教報〉

 

NICEUの関心を高め、この機会に充実した真の信仰生活を築いていくことを願って、長崎委員会は、集会用小冊子「共感を求めてー共に歩もう」を教区内の全家庭に配布した。

 

14回、司祭団マラソン大会が堂崎から福江教会までの区間で行われた。一般参加4名を含む24名で健脚を競った。浦上教会の中浜、中田、真浦神父が13位を独占した。(教報、島の光)

 

教区司祭評議会主催の司祭研修会が西彼伊王島のルネッサンス長崎・伊王島を会場に行われた。テーマは「小・中学生の信仰教育」。21世紀の教会の担い手となる子供たちの信仰教育のあり方について研鑚した。

 

四旬節教書「われら罪びとなれば」大司教 島本要

私たちは皆罪びとです。私には罪はないと言う人がいればそれは自分自身を欺いていて、その人の中には真理はありません。聖人の特徴の一つに罪意識の鮮明さがあげられます。罪の許しの泉、それは告白場です。自分の罪を認め告白して神が差し伸べてくださる許しの恵みを受けましょう。〈教報〉

 

NICEU教区代表者(司祭3人、修道者2人、信徒6人)が決定した。下五島地区から岩村知彦神父(奈留教会)と桑村栄子さん(下五島地区婦人会長)が選ばれた。(教報)

 

信仰教育委員会(委員長・橋本勲師)が発足した。本委員会は教区長に直属し、カテキスタの養成と相互の親睦およびその活動に際して互助を通じて信者の信仰の向上と教会の発展に寄与することを目的とする。

 

下五島地区信徒使徒職主催「第一回ルルド祭」開催

 

下五島青年会は「嵯峨の島へ行こう」21名が集まった。今回は女性の参加者も10名参加した。今まで男ばかりだったので男性諸君は神に感謝した。はじめ緊張気味だった初参加の人たちも酒が入るに釣れ雰囲気が盛り上がってきた。(島の光)

 

日本カトリック会館で開催された定例司教総会で、第2回福音宣教推進全国会議(NICE2)プログラムが決定した。(教報)

 

19回青少年全国担当者会議がカトリックセンターと浦上教会信徒会館を会場に開催された。各教区から青年担当者と青年代表者が集まった。教区内では長崎市内はもちろんのこと下五島、平戸からも参加があった。(教報)

 

カトリック長崎大司教館が完成し、祝別落成式が行われ、島本要大司教は「神の望まれる教区造りの拠点に」と祈りを込めて話した。(教報)

 

信仰教育委員会の発足を受けて、各地区で信仰教育養成チームが編成された。下五島では、これまで2回の養成スタッフ会議を開き、地区内全カテキスタへのアンケート「何を一番して欲しいか」のまとめを行った。9月から具体的に動き出す。(教報)

 

1回長崎教区青年リーダー研修会

 

下五島地区信徒使徒職評議会主催大運動会が「家庭」のテーマのもと、福江坂の上グランドで行われた。子供から老人まで参加できるよ19の競技種目が組まれ、5年ぶりの大運動会に日頃の疲れも忘れ大盛況だった。(教報、島の光)

 

下五島地区青年会は毎年この時期になると奉仕作業を行っている。今年も山田神父始め19名の青年たちが集まり慈恵院の草刈を行った。作業が終わると慈恵院の方から、ビール、ジュース、蒸しパン、おにぎりなどたくさんの差し入れをいただいた。汗をかいた後のジュースや蒸しパンの味は格別だったが、車の運転のため「ああビールが飲みたい」とうめいていた人もいた。(島の光)

 

「家庭の現実から福音宣教のあり方を探る」を課題に、第2回福音宣教推進全国会議が、長崎大司教館を中心会場にして開かれた。特にこの2年半余り「分かち合い」などを通して各教区で取り組んできたことを土台に、全国の代表者らは、分団と全体会を繰り返し、展望「福音宣教する日本の教会の刷新のために」を採択し、司教団に答申した。(教報、島の光)

 

浜脇教会は五島で初めての鉄筋コンクリート造りの教会として昭和6年に建てられたが、還暦を迎えた聖堂は傷みがひどくこのほど修理を完了し、地区長・浜崎渡神父さまの司式で祝別と感謝のミサを行った。(教報)

 

 

1994

平成6

11

 

 

 

 

 

 

 

 

125

 

 

 

2

 

 

 

 

 

 

211

 〜12

 

 

211

 

 

 

317

 

 

 

324

 

 

 

414

 

 

 

51

 

 

 

 

622

 

622

 

 

717

 

 

 

 

86

 〜7

 

89

 

815

 

 

 

 

8

 

 

 

817

 

 

 

820

 

 

822

 

109

 〜10

 

 

 

1029

 〜30

 

 

 

113

 

11

 

1110

 

 

 

 

 

1123

 

 

 

124

 

年頭教書「国際家族年によせて」大司教 島本要

今年は、国連主催による国際家族年です。カトリック教会は1980年に「家庭」をテーマに世界代表者会議をローマで行い、その諸提言を受けて教皇パウロ2世は家庭に関する使徒的勧告「家庭―愛といのちのきずな」と「家庭の権利に関する憲章」を発表されました。日本の司教団は1990年「家庭」をテーマに第2回福音宣教推進全国会議提唱し3年の準備踏まえ1993年全国会議を長崎で開催しました。国連が国際家族年を宣言したのは、家庭がカトリック信者だけの問題打破なく、世界的問題全人類にかかわる重大な問題であることを物語っています。(教報)

 

「健康は司牧の源」第15回恒例の詩祭団マラソンが1月25日、早春の五島路を駆け抜けた。堂崎、福江を結ぶ8キロに一般参加者を含む25人が参加。順位は次の通り。1位中浜繁喜師、2位中田輝次師、3位平本義和師。(教報)

 

四旬節教書「これからの日本のカトリック教会」大司教 島本要

「家庭」をテーマに開催された第2回福音宣教推進全国会議の答申「展望」は福音宣教する日本の教会の刷新の呼びかけとその実現のための若干の提言でした。様々な困難に遭遇し問題を抱えている家庭に対して、教会は「救いの秘蹟」として自分の使命を充分果たしてきただろうか。この自己反省に基づいて、教会自体の刷新の必要性が痛感され、今回の全国会議の答申となって表明されたと思います。(教報)

 

教区信徒使徒職評議会はナイスUを受け、また島本大司教の協力要請で司祭団、修道者、信徒ら約7百名が出席して、「福音宣教教区研修会」を大司教館体育館、カトリックセンターで開き、福音宣教実践へ始動した。(教報)

 

移動信徒連絡事務所の神父やシスター方をお迎えして下五島移動信徒の集いが福江信徒会館で行われた。あいにくの雨のなかを各小教区より島を離れる30名の子供たちとその保護者が参加した。(こころ)

 

浦上司教座聖堂で島本要大司教によって、3人の司祭と2人の助祭の叙階式が盛大に行われた。司祭に叙階されたのは、湯浅俊治師(浦上)、朝田照明師(黒島)、大水文隆師(曽根)。助祭に叙階されたのは、川原拓也師(黒崎)、と辻原達也師(出津)。

(教報)

日本カトリック司教協議会は、第2回福音宣教推進全国会議(NISE2)長崎大会の答申「展望」にこたえて、「家庭と宣教」―家庭を支え福音を生きる教会共同体の実現を目指して―を発表した。(教報)

 

福江小教区助任岩崎晋吾師は大浦教会へ転任され、代わりに本年317日、司祭職に叙階された浅田照明師が叙任司祭として赴任された。(こころ)

 

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会総会はカトリックセンターで開かれた。

本年度の活動方針・スローガンは

1. 愛と信仰の喜びを伝え合いあったかい社会を作ろう

2. 神のみ旨に基づく家庭を育てよう(教報)

 

第2回井持浦ルルド祭

 

新共同約完成記念としてプロテスタント・カトリック合同聖書展。聖コルベ生誕100年展同時開催

 

下五島地区信徒使徒職評議会主催の球技大会が三井楽で行われた。今年はいつものソフト・バレボールにゲートボールを加えて若者から年配者まで和気あいあいと競技を楽しんだ。特にゲートボールにはシスターチームの参加もあり珍プレー工プレーに応援団も盛んな拍手と笑いを送った。(教報)

 

下五島カトリック青年会は、三井楽高崎鼻でキャンプを行った。夜はビール片手に鉄板を囲み一晩中語り盛り上がった。(島の光)

 

平和祈願祭(平和旬間設定13回目)

 

牢屋の窄殉教記念聖堂で、殉教125周年記念して殉教祭が行われた。台風一過、恵の風が吹く中、記念ミサは下五島地区司祭団の共同司式で行われた。ミサの説教で、地区長浜崎渡神父は殉教の歴史をたどりながら、一人一人が殉教者の振興を受け継いでいくよう強調せれた。(教報)

 

1928年(昭和3111日、初の邦人司教早坂司教の司牧計画に基づいて、第1号が創刊されてから戦時中休刊した7年半を挟んで66年、カトリック長崎教区報が8月で、800号を迎えた。(教報)

 

下五島地区高校生会のスポーツ大会が岐宿の体育館で行われ、地区内の各小教区から集まった高校生、神学生、志願者、司祭、総勢63名がバスケットボールに汗を流した。(教報)

 

初聖体が行われ男子6名、女子8名の子供たちが始めての語聖体をいただいた。(こころ)

 

教区信徒使徒職評議会ソウル訪問

 

長崎カトリック聴覚障害者の会・主和会は10周年記念にあたって下五島巡礼を実施。札幌、東京、横浜など他教区のろうあ者も加わって総勢45人が参加した。先ず巡礼の無事を祈って福江教会で手話ミサをささげ、その後、浦頭、堂崎教会を翌日は楠原、水の浦、三井楽井持浦教会を巡礼した。(教報)

 

教区使徒職評議会は福音宣教推進研修会・上五島大会を南松上五島町で開き約8百人が参加した。初日、26分団で話し合い。2日目、大司教区法務長官宮原良治神父の「宗教と結婚」と題しての基調講演。質疑は、「教会法と離婚した信者」「再婚者の秘蹟問題」など夫婦の問題に集中した。(教報)

 

中央協議会信仰教育委員会全国担当者会議「幼児の信仰教育」

 

県外移住の若者への信仰生活「道しるべ」を製作。教区司牧企画室

 

教皇ヨハネ・パウロ2世は、キリストの降誕2千年を祝う大聖年を迎えるにあたり、使徒的書簡「紀元2000年の到来」を発表した。この書簡は、人類の歴史上重要な節目である紀元2000年が大聖年にあたることを全信者に思い起こさせ、その心構えとしてカトリック教会が歴史の中でキリストの精神から離れて犯した過ちをはっきりと認める必要があると促している。(教報)

 

下五島地区高校生会が岐宿の海洋センターで開かれた。「教会における高校生の役割、かかわり方、そして要望」のテーマで小教区ごとに発表した。家派綱意見発表で、教会に積極的にかかわろうとする姿勢が強く感じられた。(教報)

 

島本大司教司式のもと堅信式が行われ、39名の中学生と2名の大人合わせて41名が堅信の秘蹟を授かり福音宣教の道を歩み始めた。(こころ)

 

 

 

1995

平成7

11

 

 

 

 

 

 

 

 

18

 

 

117

 

 

 

120

 

 

 

130

 

 

131

 

 

218

 

3

 

 

 

 

 

 

418

 

528

 

716

 

 

 

813

 

 

 

815

 

 

820

 

 

 

91

 

 

 

915

 

 

 

10

 

 

 

 

1112

 

 

 

年頭教書「戦後50年を迎えて」大司教 島本要

今年は第2次世界大戦が終結して50年目にあたります。時のしるしを通してご自分の意志を伝えられる神の期待にこたえるべく、この年を平和を祈り、平和を学び、平和のために働く決意の年としたいと思います。第2次大戦は、長崎に原爆を投下して終わりました。言語に絶する被爆の痛手を体験したものとして、私たち長崎の信者の平和への望みと祈りはひときわ切実なものがあります。私たちの平和の願いは、戦争のもたらす死と破壊、悲しみと苦痛は私たちでもう十分であって他の誰でも味わってもらいたくないという痛切な祈りなのです(教報)

 

教区連合婦人会は、神学生のため、献金を募っている。今年で18回目を数える。今回、千百万円の献金があり、18日、大司教さまに手渡された。

 

午前546分、近畿地方でマグニチュード7.2の直下型地震があり、死者が5千人を超え、建物、道路が倒壊する戦後最大級の惨事となった。大阪教区では、16千人の信徒と教会に被害が報告された。

 

ポルトガル領マカオの聖フランシスコ・ザビエル聖堂に保管されていた日本人殉教者の遺骨が、マカオ教区のラム司教等26人の巡礼団によって、381年ぶりに故国へ帰り26聖人記念館に保管された。

 

司祭評議会が大司教館で行われた。宣教司牧評議会規約および第2回司祭研修会の開催などについて決議された。(教報)

 

司祭団マラソン大会。優勝・中浜繁喜(浦上教会)2位・中田輝次(浦上教会)3位・平本義和(大瀬戸教会)。(島の光)

 

島本大司教、アドリミナでローマへ

 

四旬節教書「長崎教区の更なる発展のために」大司教 島本要

長崎教区の更なる発展のため、人材の育成に更なる力を注ぎたいと存じます。激動する世界、日本、長崎教区の社会的現実の中で、神が社会と人々からの要請を通して示される期待に答えるために、通常の宣教司牧活動に加えて、専門的知識と技を身につけ宣教・司牧の新しい分野で働く司祭、修道者、信徒の登場が必要とされています。

(教報)

 

2回ザビエルサミット長崎で開催(日本宣教450周年を迎えるにあたり)

 

第3回井持浦ルルド祭

 

下五島信徒使徒職評議会主催、第2回ゲートボール大会が福江中央公園小グランドで開催された。選手の中には緊張のあまり、なかなかゲートを通過できない者、ルールを全く知らなくて言われるまま球を打つもの楽しい一日だった。(島の光)

 

中町教会で長崎大司教区主催の戦後50年「平和祈願ミサ」が島本大司教司式であった。島本司教は、第2次大戦に犯したさまざまな残虐行為を素直に認める回心の恵の祈りを求めた。

 

下五島地区各小教区の司祭、信徒、修道女ら2百余名が参加して、牢屋の窄殉教祭が行われた。(こころ)

 

下五島カトリック教会、お告げのマリア修道会の共催による第10回子供の集いが浦頭教会で開かれ約百名が参加した。8名の司祭団によるミサに始まり、ビデオ、レクレーションなどで交換会を楽しんだ。(こころ)

 

教区内のナイス2運動推進のために、司教および司祭、修道者、信徒の代表で構成する司牧評議会の設置が急がれたが長崎大司教区宣教司牧評議会規約が作成され、評議員が任命された。

 

恒例の敬老会が信徒会館で行われた。祝宴に先立ち主任司祭浜崎渡師、信徒使徒職会長入江哲さん、経済評議委員長竹口千吉産の祝辞、メダイ(新加入者)とタオルの記念品が贈られた。(こころ)

 

長崎大司教区信徒使徒職研修会が上五島で開催された。「神のみ旨に基づく家庭を育てるために」を課題に5つの柱をもとに話し合った。1.クラブ活動と信仰教育、2.社会活動と信仰、3.異宗婚・混宗婚、4.弱い立場の人々への対応、5.移動信徒(都会への進学・就職)。(こころ)

 

牢屋の窄殉教祭が浜脇教会巡回教会牢屋の窄教会で行われた。下五島各地から信徒が参列し、殉教地まで行列し、ミサを捧げて殉教者の遺徳をたたえた。

 

1996

平成8

11

 

 

 

 

 

117

 

 

 

128

 

129

 

211

 

 

213

 〜15

 

 

319

 

 

 

 

 

327

 〜28

 

 

4

 

4

 

 

 

 

 

 

5

 

 

526

 

 

 

 

617

 

 

716

 

721

 

729

 

 

 

88

 

 

 

 

810

 

 

 

93

 

 

914

 

 

915

 

 

 

920

23

 

 

 

 

929

 

 

 

1020

 

 

 

 

 

1029

 

1029

 

113

 

114

 

 

 

1110

 

1124

 

 

1123

 〜24

 

 

 

128

 

 

 

 

128

 

年頭教書「家庭を最も安全な命の港に」大司教 島本要

家庭は命の聖域です。家庭はその成員の命を、その受胎の瞬間から死に至るまで、温かく受け入れ、はぐくみ、守る役割を神からゆだねられています。それ故、命の文明づくりにおいて課程は決定的役割を担っているのです。キリスト者の家庭よ安全な命の源となってください。(教報)

 

教区・小教区を支えていく若者が何を求め、考え、行動しようとしているのか、「若者と教会」について話し合う各地区青年担当者会議がカトリックセンターで行われた。(教報)

 

司祭団マラソン大会

 

「日本26聖人殉教400年祭」実行委員会発足

 

移動信徒の集いが浜脇教会の高校卒業者を交えて福江教会で開かれた。今年は17名が就職や進学で県内外に転出される。(こころ) 

 

第2回司祭研修会が稲佐山観光ホテルで開かれた。講演およびアンケートの分析をもとに、子ども達が教会に求めていることを研修し、教会全体で子供へのかかわりに取り組んでいくことを決議した。(教報)

 

浦上司教座聖堂で島本大司教司式と百人の司祭団ら多数の参列者のもと、ペトロ松田聡史助祭(中町)の司祭叙階とドミニコ山本一郎(浦頭)ペトロ嘉松宏樹(田平)ミカエル中島誠志(福江)神学生の助祭叙階式が盛大に行われた。式に先立ち浜崎渡神父(福江)が、黙想を終えた身も心も整えられた4人の受階者にこれまでの労をねぎらい、キりストの代理者としてその任務を果たすよう諭した。(教報、こころ)

 

高校生リーダー研修会が外海町出津のサンタ・マリアの家で開催された。この研修会は各小教区における高校生会の活動を盛り上げるために必要なリーダーの養成が目的である。

 

14代)主任司祭、平野勇師着任(19964月〜20013月)

 

復活祭教書 「信仰のあかし」 大司教 島本 要

日本26聖人殉教4百周年が近づいてまいりました。この記念の年を、信仰の刷新と福音の対社会的あかしの年とするため、全教区が一体となるよう望んでいます。「殉教」は信仰のあかしです。日本26聖人は、その死を通して、イエス・キリストに対する愛と人々の救いに対する熱意の誠を照明されました。長崎教区では、26聖人殉教4百年祭を1年間を通して記念します。(教報)

 

1930年(昭和55月、コルベ神父によって発刊された「聖母の騎士」誌は、創刊700号記念号を発行した。(教報)

 

第4回井持浦ルルド祭が行われた。教会下のグランドに各小教区ごとにプラカードをかかげて集合。ルルドまで聖母行列。ミサは福江教会主任平野神父の司式で行われた。説教の中で、師は「聖女ベルナデッタのことにふれ、長年の年月が経っても彼女の遺体は昨日死んだ人のようにきれいだ・・・」と話された。(島の光)

 

日本カトリック司教協議会は、大聖年準備特別委員会を設置し、定例司教総会において大聖年に向けての基本姿勢を決定した。(教報)

 

下五島地区小教区対抗ゲートボール大会

 

1回五島地区青年スポーツ大会開催

 

「大聖年に向けて長崎大司教区でその準備を考える」をテーマに宣教司牧評議会が大司教館で開かれた。司牧評議会が中心となって、教区独自の方法で検討、準備していくことを決定した。(教報)

 

日本で3人目の枢機卿、前長崎教区長であったヨゼフ里脇浅次郎枢機卿が、長崎司生フランシスコ病院で死去された。199028日の教区長辞任後は、枢機教館と佐世保の祈りの家で引退生活をしていたが、左脳悪化のため本年417日に入院。脳腫瘍のため帰天された。92歳。

 

ヨゼフ里脇浅次郎枢機卿教区葬

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会主催「研修大会福江大会」

 

日本26聖人殉教4百年祭実行委員会は、大司教かにおいて拡大事務局会議を開き、各部の経過報告と荘厳ミサを中心に話し合った。(教報)

 

日本カトリック司教協議会は、「紀元2000年を迎えるにあたって―日本のカトリック教会の皆さんへ」と題してメッセージを発表された。(教報)

 

敬老会が催された。今年は神父さまのはからいで,ごミサのとき会員は前に座り、新会員へ記念メダイが皆さんの前で贈られた。祝賀会では、琴の演奏、婦人会の出し物「麦畑」の踊り、カラオケなど爆笑だった。(こころ)

 

第90回クルシリヨ、浦頭教会神羊館で行われた。昭和23年頃、スペイン・マヨルカ島から始まったこの運動は、その後世界各地に広がり我が日本でも30年ほど前より行われている。長崎教区では指導司祭三村神父(飽の浦教会)のもと年3回のペースで続けられている。今回は浅田神父、シスター3名を含めて35名が参加した。(島の光)

 

青年会主催によるバザーが教会の広場で模様された。小雨模様の中、教会役員、婦人会の方々の手伝いもあって、うどんやカレーなどの食べ物から、持ち寄られたバザー用品にたくさんの人が集まり大盛況だった。(こころ)

 

下五島久賀島で牢屋の殉教祭(浜脇教会)が行われた。今年は上五島からも50人の信徒が参加し、総勢300人が祖先の遺徳をたたえた。平野勇神父は「殉教者たちの祈り土地のしみ込んだこの至福の地で、彼らの信仰を脈々と受け継ぐ子孫である皆さんと共にごミサを捧げることは大きな喜びであり、この喜びが私たちのこれからの信仰生活に生かされることと確信しています」説教した。(教報、こころ)

 

井持浦教会献堂100年祭

 

シスター木口マツご逝去。(島の光)

 

死者のためのミサが桐ヶ丘墓地で行われた。(こころ)

 

下五島地区第12回子供の集いが114日開催された。26聖人殉教400年に会わせ「殉教者と共に」のテーマのもと、水の浦教会から楠原教会までの約3キロを、105人の子ども達が20班に分かれクイズ、キーワードを解きながら歩いた。

 

死者のためのミサが医王寺墓地で行われた。(こころ)

 

26聖人殉教400年祭、「派遣の十字架」は京都を出発、長崎までの千キロの道を主日のミサで記念しつつ関係小教区に運ばれ22日時津教会に到着する。(教報)

 

長崎大司教区信徒使徒職評議会の後期研修会が、下五島地区、福江教会を会場に行われ6百人が参加した。本年度の研修テーマは、「殉教者を偲び、現代教会の展望を考えよう」だった。島本大司教は基調講和でヨハネ五島など5人の殉教者を横顔として取り上げたあと、神を優位的な息方とすることを強調された(教報、こころ)

 

26聖人が西坂で殉教してから、来年で400年。教区長、島本大司教は、この記念すべき年を意味あるものにするため、1996年(平成8128日〜1997年(平成9

128日までを記念期間と設定した。さらに大司教は、今月から始まるこの期間が恵の年になるよう、26聖人にささげられた教区内の10教会を巡礼教会に指定し、条件付で分免償が受けられることを発表された。(教報)

 

「私たちは、これから1年間の典礼の中で殉教者を知り、体験し、共に生きるという3つの流れを年頭に据えてこの1年を過ごし、これからの長崎教区の将来、西暦2千年の歩みにしたいと考えています」。日本26成人殉教400年祭の記念開始を告げる解説で開会ミサが長崎西坂の丘で始まった。島本大司教、71人の司祭団と3千人が参列した。福江教会からも代表8名が参加した。(教報、こころ)

 

  
   
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