善長谷
ライン


 97年5月4日、善長谷ルルド巡礼が行なわれた。
初夏を思わせる陽気の中、善長谷を目指して車で。本当は徒歩で登ってこそ巡礼の意味があるのではないかと思うがどうしても文明の利器に頼ってしまう。

 そこで、すこしは歩かなきゃーと思い一番下の駐車場に止めて、すたこら歩き出す。歩きながら、色々の草や木、小さな花々を愛でながら、やっと教会へ。一番乗りかと思っていたら、既に沢山の方々がスタンバイ。

 今年はツツジがもう終わっていて、ちょっと残念ではあったがその代わりウグイスが歓迎。野外ミサに彩りを添えてくれた。
神父様もイエズス様がよく野外ミサをしたように「私も野外ミサが好きである」と言われました。

 そして、この日は、はるばる久賀島より神父様のご両親、妹さんと子供さん達が参加されました。
朝早くからごミサの準備をされた善長谷教会の皆さんに御礼申し上げます。そして恒例のふくれ饅頭もありがとうございました。 


「ひろがり」97・5・18発行より引用


長崎都市景観賞奨励賞受賞

 この度、私共の善長谷教会が自然奨励賞に輝きとても光栄に思います。
私共の地域は小さな共同体ですが、善長谷教会とそこから観た景色が評価されたことは、神様のお恵みだと思います。また、今は亡き大先輩達が、この地域に住みつき善長谷教会を育んできた事にとても感謝しています。 


「ひろがり」99・2・21発行より引用
 
 
     
 
 
     

 

 善長谷ルルド巡礼

 5月2日(日)11時より、ルルド前の祭壇で、長崎コレジオ溝部神父様を迎えて、感謝ミサを捧げました。今月は聖母月で、母の月です。五月晴れに恵まれ、小鳥たちのさえずりも賛美歌に彩りを添えていました。恒例の善長饅頭ありがとう! 


「ひろがり」99・5・23発行より引用


 
 
善長谷教会献堂50周年記念

善長谷教会(長崎・大篭)
―献堂50周年記念ミサ―

 善長谷教会は5月6日下口主任神父、中村満神父司式のもとに献堂50周年記念ミサを捧げ、今後のさらなる発展を誓った。ミサ後、記念碑の除幕・祝別、また記念行事として長いすを入れ、外壁改修工事なども行った。

 信徒代表の山口年行氏は「受け継いだ信仰を21世紀の子どもたちに伝えていきます」と宣言した。同教会は1823年、外海地方からの潜伏キリシタンが移住、原野を開拓し生活していたが、弾圧で探索や拷問も行われ、キリシタン復活後、教会を建立した。

 1952年、50年の風雪に傷んでいた教会を改築。現在深堀教会の巡回教会(世帯数24、信徒は50人)。昨年(2000年)は全国で映画上映された「長崎ぶらぶら節」に登場。2年前(1999年)は「長崎都市景観賞」を受けるなど、教会前から見る島々の眺めは絶妙の景観。
 

善長谷教会献堂50周年

信徒を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。

 私共の教会50周年の記念に当たって感謝の祭儀が、ただ今下口主任司祭と中村神父様司式によって執り行われましたことを心より感謝申し上げます。

 善長谷教会は1952年5月3日、当時の山口愛次郎大司教様の司式の元に祝別されました。その間50年の歩みの中でこの教会にたずさわってこられた歴代の神父様方、またこのすばらしい自然と歴史ある教会を育んでこられた多くの方々に、あらためて感謝申し上げたいと思います。

 そして、恵みあふれる美しい環境と諸先輩から受け継いだ信仰を絶やす事なく、21世紀の子供達に伝えていく事を私達の使命として今後もできる限りの力を尽くしていきたいと思っておりますので皆様方のご協力を心よりお願い申し上げます。そしてこれからも深堀小教区、善長谷教会がみむねにかなった生活を通してがんばりつづけたいと思います。

 最後になりましたが、今日のこの記念ミサにご参加下さいました皆様方に善長谷教会信徒一同心より感謝申し上げます。かんたんではございますがこれをもちましてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 


善長谷教会 山口 年行
 
 
     

 善長谷教会は5月6日午前11時より、下口主任司祭司式のもと、献堂50周年記念ミサをささげ、今後の更なる発展を誓い合った。ミサ後、記念碑の除幕・祝別、また、記念行事として、長イス導入、外壁改修工事もおわり、善長谷教会は生まれ変わった。

 
 
     
 
 
  挨拶する下口主任司祭  
 
 
  前任中村師(左)  

献堂50周年想い出集へ(全5ページ)

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