深堀小教区設立25周年
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深堀小教区設立25周年を迎えて

経済評議員代表 永山 力
 
 

 

 深堀小教区設立25周年に当たり、経済評議員を代表して一言ご挨拶を述べさせていただきます。

 当深堀教会は昭和35年、渋谷神父様を迎え歴史を刻み始めます。神父様は深堀陣屋跡に隠居後の生活の場所として当地を購入され、住まわれたそうです。その後現在の純心幼稚園(当初はカトリック幼稚園)を開設、また日曜毎のごミサに当地区の信者が集まるようになり、やがて、現在の様な教会に発展したと聞いています。

 先輩方のご尽力により昭和47年10月全信徒の喜びのもと、深堀小教区として制定されました。現在まで7名の主任神父様を迎え、個性溢れる温かいご指導をいただき、使徒職活動を実施して参りました。当初戸数80戸、信徒数250名程(善長谷含む)のこじんまりした教会でしたが、長崎市のドーナツ化現象に伴い、現在では個数360戸、信徒数1400名を越える市内でも10番目に入る教会となっております。昭和51年5月、現在の聖堂が建設され献堂21年になりますが、日曜、祝日等には手狭さを感じるようになりました。

 私達は神様の御旨に従い、先輩諸氏がこれまで築いてきた深堀教会の伝統と信仰を一致団結して次代へ引き継いで行くのが、これからの私達の使命だと思います。小教区設立25周年という意義深い年を迎え、信徒の皆様と共に心からこの慶事をお祝いし、ご挨拶の言葉といたします。
 

主の平和  
 
信徒会会長 三島 実
 

 

 深堀小教区設立25周年を迎え、信徒の皆さんにお喜びを申し上げます。深堀教会のおこりは、初代の神父様であった渋谷神父様が、深堀に教会を建てるための目的で30数年前に、この地を購入したことによると聞いています。

 しかし、その当時は世帯数も少なく教会を建立するには、資金が無く将来に期待していたそうです。当時の教会は今の駐車場の所にありました。外観は民家に十字架を掲げただけの家で、玄関を一歩中に入ると6畳と8畳の2間で、6畳の部屋に祭壇をおいてごミサを行っていました。

 そして、渋谷神父様がお亡くなりになってから西田神父様へと主任神父様が代わり、川口神父様のときに教会が建設されました。その頃は、まだ世帯数も少なく、一世帯当たりの負担金もかなりだったと聞きました。今は亡き山口金一さん、谷口金市さんたちを初めとする4〜5人の教会顧問の方々が教会を建てるために大変なご尽力をなさったのではないかと思います。これも、信徒の皆様方が自分達の教会が欲しいとの強い思いがあったからだと思います。

 現在では360世帯1400人あまりの信徒数になり、この時期に信徒会会長に選ばれたのも、神様からのおぼしめしだと思います。これからの信仰と教会活動を、神父様中心に各役員と協力しあって行きたいと考えています。そのためにも、信徒一人ひとりの協力と努力が必要だと思いますので、今後とも皆様方の協力をなお一層お願いします。
 

野外ミサ
 小教区設立25周年 野外ミサ
(平成9年10月26日) 

 
ミサ参列者集合写真
小教区設立25周年記念ミサ 参加者
 

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