はじめに(4)
十 主の平和
四月最後の三十日にこうして下口神父様に、便りすることができますのも神様の御旨と思います。誠に感謝の至りであります。昨日の昼にて一冊の本を読了しました。四/23より始めましたのでのべ一週間を費やしたことになります。「仲知教会の牧者たち」下口勲編
この本は案内が聖母の騎士社より取り寄せたもので、当初は何ら興味を示さずにいたが、読む本も手元になくなったのを、機会に手を触れて見たのが事の始まりとなった「世に云う本は本でも本物の本はこの本を抜きにして本物には至れじ」とはこのことかも・・・。
段々と学んでいくに従って宝石の如く輝いて、生命の輝きを放ってきているではありませんか! 物凄い御旨の力です。そして感激しています。どうも素晴らしい信仰生活を披露して下さって有難うございました。
今迄の内容把え方に察して、私自身をも替えることを迫られたものでした。
感激した項目は・・・1 仲知教会の在任神父様の働きと使命
2 教え方への育成の充実さ
3 故郷を離れた後でもいつも仲知教会の風景及び先輩方を思いやるシスター方の 望郷の気持
4 上五島の「新魚目」「仲知」「江袋」「米山」の教会を中心とする信仰生活と教会
建設に持ち込んだ情熱5 島本要司教様が仲知教会であったと云う事実
在任の折「黙想会」「信者大会」の折、話をしたことがあるもののこうした背景があって
召し出しがおこなわれたことの素晴らしさ等々であります。申し遅れましたが、私は茨城県古河カトリック教会の一信者です。昭和二十四年九月四日生まれですので、下口神父様と同世代に生きていることになるのです。一サラリーマンですので、一信者として在り方が問われることになります。昨年七月下旬には、私共の家族四人で浦上天主堂にて後ミサに与りました.九州旅行の目的の一つが達成することが出来ました。
ついでに外海の「出津教会」「黒崎教会」「遠藤周作記念館」に立ち寄ってきました。まあ長崎巡礼の楽しみの一つですね。上五島は青砂ヵ浦教会迄行ったことがあります。しかし今日の仲知教会はその上の方に位置していたんですね。
時の流れの中にあって在任された神父様と、それをサポートして余りある兄弟姉妹の働きを史的背景の中に学ぶことが出来て、本当に感謝しています。今度は「仲知教会」から「米山教会」迄して「小値賀教会」へと巡礼したいと考えています。赤波江の地より沈む夕陽を是非見てみたい。シスター方の話を現実のものとして味わいたいものですね。
長崎への巡礼は、三年の一回のペースで出掛けて見たいと思っています。その為には旅費と共に、内的生活の向上を目指すと共に学ぶべきことを、大いに学んでいかんといけないと思います。下口神父様がHPを開設されたとのことですので是非共見てみたいです。私はパソコンがあるけれども線がつながっていませんので何にもならんです。
今回は一つの出逢いです。お逢いして話しをしたいし、出来ることを願って御礼の便りと致します。どうも素晴らしいものを届けて下さって有難うございました。二百八十年間の沈黙の後に、大浦天主堂での出来事の背景の一端を知るものとなりました。感謝
ではお元気で、さようなら 四月三十日下口神父様へ 井口より
聖誕のおよろこびを申し上げます。 神父様のお心による「仲知教会の牧者たち」を送っていただきました。ありがとう存じます。感謝の内に拝読させていただき味わいを深めて、よく祈れるものとなりとうございます。拙い「うた」とも知れないもの、そして神父様への感謝のものまでとりあげていただき大変恐れいりました。他の神父様方のお働きを多くあらわしておられますが、下口神父様の御業績がとても輝いて見えてまいります。宝の本として大事にゆっくり拝読させていただきます。
祈りをこめて
2001年 sr尾上
十 主の平和
下口神父様 お元気でいらっしゃいますか?
新しい年をどのように迎えられましたでしょうか。昨年の終わりの頃に「仲知教会の牧者たち」をお送り下さり本当にありがとうございました。お礼を言うのが遅くなり申し訳なく思っていました。年末、年始は山梨の山中で黙想会でしたので、その時を使って全部読み通しました。それまでは毎日休む前に必ず手にして15分ずつ読んだりしていました。始めから終わりまで興味深く読むことができました。地元の人が知らない歴史がたくさんつまり仲知教会の宝物になります。読み終わるとさっそく永田神父様の妹である、本会のシスター永田や五島から新田原に移住したシスター海辺に、コピーしたりそのまま貸したりなどしています。歴史をたどるということは並大抵のことではないと感じさせられました。
これからも聖務にお励みになられますよう心よりお祈り致しました。まだまだ寒い日が続きます。お身体にはお気をつけ下さい。
2002年 1月27日 sr尾上
十 主の平和 下口神父様
クリスマスをひかえて祈っておられることと思います。転任と教会修復工事 そして
神父様の熱意をつぎこまれた本の出版ご苦労様でした。おめでとうございました。分厚い本で神父様の苦労がうかがえます。時を見てゆっくり緒帰の福音宣教の熱誠の実を読ませていただきます。ありがとうございました。
お祝いに金一封を送ります。カトリック西木場教会 堤好治
下口勲神父様 気候も日毎に春めいて来ました。
四旬節も始まり春の大きな祝い、主の御復活の準備に身も心も向かい始めました。
『仲知教会の牧者たち』大変好評をいただいているようですね。読みやすくて宣教する人たちの熱意が伝ってくるすばらしいものですね。本を読みながら今は失われている魂を再びとりもどすことができます。神崎教会建設の方は、今年中に工事を始める事ができそうです。魚がとれず、養殖魚も安いですが、試練の時こそ神様への信仰を深める良い機会が与えられているとおもいます。
高見補佐司教様の誕生は、勲神父様にも私にも嬉しいことです。できるかぎりのことをして支えていきましょう。2002 2.14
神崎教会 大山繁